各駅停車へるしー号

腐女子になりきれなかった腐女子

二十歳の夏

こんにちは。久々に思うことがあり、書き残したいと思ったので更新します。

自分の思ったことを書くだけならメモ帳や日記で十分のはずなのですが、なぜか私は誰かに読んでもらうという前提がないと筆が進まないのです。我ながら厄介な性質ですね。


今の私は、大学生です。

サークルと部活をかけもちし、飲食店でアルバイトをする、周りよりも少し忙しい大学生をやっています。あまり書きすぎると特定されてしまうので詳しくは言えませんが、どちらも吹奏楽に関係するものです。


サークルの合宿を終えて、今ちょうど帰りのバスに乗っています。バスの中は眠っている部員でいっぱいで、とても静かです。

私は、サークルに友達がいません。

昔からそうなのですが、私は集団に属すると何となく馴染めないままでいることが多いのです。友達どころか先輩や後輩と話すことすらままならず、とても息苦しい思いをしています。勿論、積極的に話しかけに行かない、そして話が始まったら弾丸のように話し続けてしまう、といったことが原因であることも分かっています。

ここからは、相反する二つの感情を書きます。矛盾していると感じたらそれは私の言いたいことが伝わっている証拠だと思ってください。


私は、人の気持ちを上手く理解できません。ですから、周りの言う冗談やいじりなどを言うことができないのです。なぜかと言うと、どこまでだったら言っても許されるのか分からないからです。人が傷つくポイントが分からないので、迂闊に言うと人を傷つけてしまいます。それがとても嫌なのです。

だから、話に入ろうとノリを合わせようとすると上手くいかないのです。皆さんはピンとこないかもしれませんが、サークルのようにゆるく集合した人々の会話は9割が冗談やいじりの応酬です(9割は言い過ぎかもしれませんが、体感なので盛られていると思ってください)。それが言えないと、会話に入っていくのはなかなかに難しいです。例えば誰かが夜にお酒を飲み過ぎて寝坊した時、皆さんは「ふざけんなー」というような意味合いの冗談を言うわけです(私はよく分からないので、あくまでニュアンスで捉えてください)。それが、私が言うと「それは言い過ぎじゃない?」と受け取られてしまう。でも私には何度言われてもそれが分からない。でも人を傷つけたくない。だから会話に入れないのです。努力が足りないのかもしれませんが、物心ついてから必死で周りの会話を聞いて人に興味を持つように心がけて本を読んで経験値を貯めて会話の仕方や話しかけ方も研究して、それでも分からないのなら他にどんな努力をすればいいのでしょうか。

とにかく、私はそういった理由でコミュニケーションの輪に入っていけず、仲の良い人がサークル内にほぼいないのです。


また話は逸れますが、サークルの同期たちのことは大好きだけれど、一緒にいても楽しくないということも仲良くなれない理由のひとつです。

全然嫌ではないし、寧ろみんなのことは大好きなんですけどね。

あと、話しかけに行かない理由は単純に面倒くさいから、というものもあります。


ですが、ふたつめに思ったのは「合宿が楽しかった」と言うことです。

人にはやはり上手く馴染めませんでした。半分ほどの時間を1人で過ごしていましたし、周りの同期に良く思われていないな、という感覚を抱くこともとても多かったです。活動内容はうんざりするくらい厳しくて(嫌ではないです)、楽しかったことには楽しかったけれど、ここまで楽しいと思えるほどのものではなかったはずでした。

でも、楽しかったのです。恐らく、いやほぼ確実に、人間との関わり合いの面において。

普段話さない人たちと話せたからなのか、珍しく先輩に構ってもらえたからなのか。私は同期は勿論先輩も大好きなので、それが嬉しかったのかも分かりません。とにかく、理由が分からないですが楽しかったのです。


ぐちゃぐちゃな文章ですみません。でも誰も読みませんよね、こんな文章。読んで下さった方がいたら、ありがとうございます。(以前の更新でも言った通り、中二病を引きずっているので反応されると喜びます。「誰も読んでないよね!」と書いているからと言って気をつかう必要はありません)

怖いのは、来年は楽しさと苦しさどちらが強いかということなのです。ですが、今年の楽しさの多くは先輩に与えられたものであるという可能性もあるので、来年は苦しいだけかもしれません。この苦しさだけ残るならサークルを辞めてしまおうかと悩んでいます。

ですが、楽しかった今回の思い出が「辞めたくない」って言うんですよね。ポエミーで気持ち悪いのはご容赦ください。